外側へ出す

 ここ数日のキーワードは、「外側へ出す、表現する」ということだった。
 先日、とある人が広い舞台で一人、堂々と喋っている動画を見た。それは、何度も何度もおすすめに上がってきていて、何度も何度もスルーしていたやつだった。でも、これ、見といた方がいいんじゃない? とふと思い、拝見したのです。
 堂々と一人で流暢に語る男性を見て感じたことは、「自分を表現することって自分を保たせることだな」ということでした。芯があって、そこから光を放っているようにさえ見えた。
 そして、今日、またおすすめに上がっていた「豊かさ」についての動画を見たら、まさに私が感じたこととリンクしていて! 驚きました。
 
 「自分を外側へ出すこと、表現すること」は、いや、「本当の自分を外側へ出すこと、表現すること」は、自分の望むように自分を満たす唯一の方法。のようです。
そこには、出すことによって還ってくる循環のメカニズムがあるのだとか。

 私は長らく人前で自分を表現することはしてきませんでした。だいたい奥まったところで眺めて、自分はこの場所でいいと、ここが心地よいと思っていました。でも、どうやらそれではこれ以上の幸せを享受することはできないということみたいです。

 これほどまでに表現が重要だったとは。
 表現するのが好きだった私なのにあやうく石灰化するところだった。


 表現を大事にしよう。
 自分を大事にしよう。

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