ものすごい憧れが突然やってきた時、自分の内側に浮き出るものがある。それを今回は捉えることができた。それは、問題なくクリアできていたと思っていた「年齢」のことと「自分」という存在や価値についてだった。
往々にして憧憬や尊敬が強すぎると、相手を高く上げ過ぎてその結果、必然的に自分を低い位置に置いてしまう。これは気持ちの面で大きいかな。恐れ多くなりすぎて、近づきたいのに近づけなくなる。自分の中での気持ちが大きくなり過ぎて、勝手に作り上げてしまった虚像に対して動けなくなっているような。
自分を低い位置に置いてしまう、ってことに気づいた時、自分自身、自分の存在や価値まで下げてしまいがちだと思ったのだ。実際、能力実力その他いろんな差があって、それはそのまま認めればいいのだけど、それと混同しないようにしないとせっかくの到来を自分の中だけのことで堰き止めてしまう感じがして。それは独り相撲になりかねないし、もったいなさすぎる!
そして「年齢」のこと。
私は年齢について、そんなに気にしていないと思っていたけど、実はまだ気にしていたみたい。それが露呈した。そこでまた私は自分を下げようとした。今は今の年齢で魅力的だったり素敵なことはたくさんあるのに、一気にそれを見えなくしてしまうというか隠してしまって比較してしまう。
もちろん年齢を重ねれば、若い頃にできていたことが体力的にできなくなったり、外見にハリがなくなってきたり、肉体的な変化は否めないけど、まだまだそういうところに囚われていた自分がいることに気づいてしまった。特に自分より若い人と対峙する時は、ふとした瞬間にその年齢差を意識してしまったりする。私は年齢ではなく、私でいればいいだけなのに。
内面を試されますねぇ。自己肯定感がもうちょっと必要かな。うまく書けた気がしないけど、とはいえ、すばらしい機会に恵まれた気持ちでいっぱいです。