本日も、これでもかというくらい午後から夜にかけてずっと眠っていました。体調のサイクルや体の疲れなどいろいろ折り重なって、いくらでも眠れてしまう、そんな今日この頃。例に漏れず、今日の昼寝でも夢を見ていました。でも、今日のはリアルな体感を伴ったのでこれまた不思議なものでした。
夢の中で、私はある道の真ん中で、どうしても眠くてうつ伏せで倒れ込んだ。そこは黄色と紺色の曲線と直線だけしかない世界。黄色い道路の真ん中で倒れ込んだ瞬間、私の枕元が小刻みに揺れた。少しずつ夢の世界から現実の世界に戻り、私はハッとした。やってしまったか! うっかり窓を開けて眠ってしまっていた。もしかしたら、部屋の中に誰か侵入してしまっているかもしれない。それくらいのリアルさだった。枕元を揺らされながら、意識が戻っていく最中に私は必死に祈った。何事もないことを。そして枕元声が聞こえた。「起きてますかー?」意識が完全にもどって目を開けたら、枕の揺れもなく何事もないいつもの自分の部屋で、とりあえず深く安堵した。
「起きてますかー?」の声の主は、誰だったかはわかりませんが、声の印象としては陽気なおじさんの声で、浮かび上がった印象としては七福神の布袋尊のような印象だった。白地に藍染の小紋の浴衣をオレンジ色の細い帯で閉めていた。
ハッとして、半ば強制的に起こされたわけですが、なぜそこまでして起こされたのだろう…。真相は全くの不明ですが、なんとなく感じるのは、私は夢の中で寝ては行けない場所で眠ろうとしていたのではないか、ということです。今までも、夢の中で眠くて眠くて仕方なくて死ぬように眠る夢は何度も見ていますが、起こされたことはありませんでした。
夢の中で私が眠ろうとしていた場所は、色がパキッとしたとても無機質な世界で、絵の具で塗られたような場所でした。私は道路の真ん中にいて、左隣に誰かもしくは何か建物があったような気がします。そして、倒れ込んだ瞬間に枕が揺れました。今回ははっきりと声が聞こえたし、その特徴もつかめたので、また稀な体験をしたなぁと。怖い印象はありませんでした。
そして、もうひとつ不思議だったのは、その後も懲りずにまた眠りに入ったわけですが、その後の睡眠中は誰かがずっと右の足裏を揉んでくれていた感覚がありました。眠りながら足を揉まれている感覚、そして揉んでくれている存在の印象は金色の点々に縁取られた何かでした。右の足裏、もしくはそこにまつわる場所に何かあるのかしら??
今日の昼寝は、不思議体験いっぱいでした。